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01月(■休診日・■午後休診日) | ||||||
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眠っている間に呼吸が止まったり(無呼吸)、呼吸の働きが低下したり(低呼吸)することで生じる様々な状態を「睡眠呼吸障害」といいます。定義では10秒以上呼吸が止まることを「無呼吸」といい、換気量が50%以上低下し、酸素飽和度が3%以上低下する場合を「低呼吸」といいます。一般的には1時間当たりの無呼吸と低呼吸の合計が5回以上になると睡眠呼吸障害と診断されます。睡眠時無呼吸症候群は睡眠呼吸障害の代表的な疾患です。
睡眠時無呼吸症候群になると激しいイビキや夜間の頻尿、夜間の胸やけなどの他に、日中の眠気が強くなり、実際に居眠りをしてしまうこともあります。そのため交通事故や労働災害の原因となることもあります。その他、睡眠時無呼吸症候群は高血圧や狭心症の原因となることもあります。肥満との関連も強いことから近年話題のメタボリックシンドロームの方は特に注意が必要です。
下記の質問に3つ以上当てはまった場合は、睡眠時無呼吸症状群の疑いがあります。
(特定非営利活動法人 エス・アールアカデミージャパンパンフレット参照)
睡眠呼吸障害が疑われる場合は、睡眠検査で詳しく調べる必要があります。睡眠検査にはいくつかの種類があります。
※「1」「2」は自宅で行うことが出来る検査です。
当院では「2」の簡易PSG検査を行っています。この検査は入院の必要が無く、睡眠呼吸障害の有無の他に、ある程度の質的診断も可能なので、最初に行う検査としてお勧めしています。
睡眠検査と平行して耳鼻咽喉科的な検査も行います。副鼻腔炎や鼻中隔彎曲症などの鼻の病気、扁桃肥大やアデノイドなど空気の通りを妨げる異常が無いかを診断します。具体的には鼻咽腔ファイバースコープなどを行います。 これらの検査結果を総合して治療方針をご相談させていただきます。鼻やのどの手術が必要な場合は、手術を行っている耳鼻咽喉科を御紹介いたします。顎のかたちなどが原因と考えられる場合には口腔外科をご案内いたします。また、診断のため更に詳細な検査が必要と考えられる場合には、睡眠呼吸障害の専門外来をご紹介いたします。
治療には原因に応じていくつかの方法がありますので、代表的なものを御紹介します。
どの治療を選択するかで、治療を行う施設や窓口が変わってきます。検査結果をもとにご相談させていただきます。